サッカー全般

第1クールを終えて~その2

今日はJ2全体を見た印象。

今年はスカパー!でよく他チームの試合も見るんですが、一言で言えば「面白い」です。

去年はアビスパがJ1だったんで、ほとんど見てないんですが、2年前と比べて
大きく変わった点がいくつかあります。

まず、それぞれの「スタイル」の確立に腐心しているチームが増えたこと。

札幌のように「まずは守備から」のチームもありますが、
「ポゼッション重視の攻撃的」チームや「攻めるときには人数をかける」チームが増えました。
(仙台、福岡、山形、湘南など・・・・)

以前は一定の戦力を有する昇格候補のチームと戦力に乏しくカウンター狙いのチームが
ある程度色分けされていたのですが、今は「いかに自分達の色を出せるか」の戦いになってます。

ですから見ていて結構面白いです。
(一昔前は「蹴り合い」の見るに耐えない試合も結構あったんですが・・・。)

水戸のように「リアクションサッカー」から「アクションサッカー」に変えようとして、
結果が出ずに、苦しんでいるクラブもありますが(でも東京Vには5点取りました)
概ね「スタイル」がハッキリとしているチームが上位に来ています。

この状況を見て思い出すのが「ヴァンフォーレ甲府」です。
J2では「異端児」と言えるほどの攻撃サッカーを貫き、見事J1に昇格しました。
この低予算クラブが未だにJ1で健闘しているのは攻撃的な「スタイル」が確立し、
「拠り所」があるからのような気がします。
この「成功例」のあとを境遇の似たクラブが追いかけているように見えます。

これら「スタイル」追求型のチームに東京V、京都などある程度の「個」を有するチームが
うまいぐあいに絡み合います。

特にJ2では反則気味の戦力を有する東京Vとその他のクラブの試合は
一昔前の「アンチ巨人」的な気分で試合を楽しむことが出来ます。

あとは、流れに逆らって「ドンビキ守備とロングボール攻撃のみ」をポリシーにする
チームが現れればもっと面白いと思うんですが・・・。

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