初老の頃を過ぎても・・・

アビスパな初老男、徒然な日々

アビスパ福岡2019シーズン振り返り

最終戦であった鹿児島戦から既に1ヶ月になろうとしております。

すっかり更新が滞ってしまった中で、監督人事、補強動向等すでに頭の中の関心は
ほぼ来季のことに矢印がむかっておりますが、とりあえず、レアなぐらい厳しかった
2019シーズンが忘却の彼方になる前に、個人的にメモっておきたいと思います。

既に長谷部監督の就任が発表され、やや前向きな気持ちになりつつあるのですが、去年も
この時期もファビオ・ペッキアという聞きなれない名前と裏腹に、なかなかなキャリアの
持ち主に期待に胸が膨らんでおりました。

今、振り返ってみたのですが、昨年の監督就任リリースは12月14日でしたね。ほぼ1年前です。
その僅か数日後に・・・まあ、この話はやめておきましょう。

その後、大きな期待と裏腹に進まないチーム編成。

「少数精鋭」という意味不明な言葉を聞いても、いつかはある程度は補強するだろうと思っていた
気がします。

ワクワク感に乏しく、数年ぶりに新シーズンのレプリカを購入しないままの、シーズンインでしたが
それでも鳥栖とのプレシーズンマッチを見て、論拠なき期待を抱いていましたねぇ・・・

勝ち点が伸びないシーズンインでしたが、新監督の戦術浸透に時間が必要なのか、単純な戦力不足なのか
はたまた慣れない陸上競技場のピッチが多少影響しているのか・・・

結局はすべて当てはまるのでしょうが、陸上競技場で行われた、京都、千葉、町田、山形、甲府戦は
全く見どころのない試合内容で、さすがにみんな「危ない感じ」を抱くように・・・

まあ、その後の詳細は割愛しますが、ペッキアの家庭の事情に始まり、ネタにしかならないPJ問題など
色々ありましたね・・・

折り返し地点で、レベスタの試合、下位の山口、岐阜に2-4、1-3というスコアで負けた時は
さすがに背筋が寒くなりましたが、これが初めて経験する「J3降格危機」だったのですね。

明らかな異常事態がクラブを覆っているにもかかわらず、「J1昇格」という何のリアリティも
ない言葉だけが残っていて、皮肉にもこの連敗で皆が考えることが一つになるという始末。

「J1昇格」を目標に集まったはずの選手たちは、その時、何を感じていたのでしょう。

我々も含め、みんな「一体感」を保つことなど、叶うはずのない1年でした。

もし自分がクラブ側の人間だったら、この事態にどう対処できたのかと考えることもありましたが、
何をやるにも難しい状況ではあったのでしょうね。

それでも何のアナウンスもないことに、モヤモヤと諦め、そして今年はJ2に残留さえすればいい、
そんな順番の思考回路だったような気がします。

シーズンを終えた今は、後を引き受けてくれた久藤前監督への感謝と、必要なチーム編成がしっかり
行なわれ、いつもどおりすべてレベスタで戦えるノーマルな状態でのペッキアアビスパだったら
どうだったのか、永遠に出来ないであろう検証を想像するのであります。

結果論で言えば、シーズン前のチーム編成が十分にできなかったことが全てなんでしょうが。

さて、2019シーズンの私ですが、いくら試合を見に行っても、全く勝てず、それどころかゴールも
ほとんど見れないという状況が長く続き、逆に意地になって、長崎から福岡まで通った感じになって
しまいました。

結果、細く長いアビスパ歴の中でも、出席率は過去最高に・・・(汗)
ホームの欠席は今季ホーム初勝利の4月3日水曜日開催の栃木戦のみでした。
ここも噛み合っていませんが・・・(汗)

アウェイも、地元長崎ほか山口に加え、初体験のフクアリ、柏となぜか千葉に2回遠征。
ちなみにアウェイでも0得点10失点、4戦全敗ですが・・・(涙)

今年遠征を逃した鹿児島は来季こそ・・・と思っていたのですが、顛末は皆さん
ご承知のとおり・・・

それにしても負け試合をよく見たなぁと・・・

負けて「本当に悔しい」と言うより、「どうしてこんなチームになってしまったのか・・・」と
考え込んだり、現実が虚しくなったりした試合が多かったですねぇ。

まあ、そんな思い、自分だけではなく、多くの方が感じておられるのですよね。

これだけ、負け試合を見たんだから、来季はきっときっといいことがあるのであります。

チーム編成は徐々に明らかになるのでしょうが、最終戦セレモニーで社長様がおっしゃた
(「改革」ではなく)「大改革」という言葉を信じて、クラブ全体が大きく前に進むことを
期待し、年を越したいと思います。

何か大きなニュースでもなければ、今年の更新はこれで最後となります。

毎度毎度拙い中身をご覧いただきありがとうございました。

少し早いですが、皆様良いお年をお迎えください。
まだまだ続く師走の忙しさ、お身体ご自愛下さいませ。

いつも何度でも、もちろん来年も!

VAMOS AVISPA福岡!
我らといつもともに!!

  • B!