アビスパ

草津戦~見えたもの、見えないもの

どんな内容であれ、何とか「勝ち」にこぎつけた試合でした。 (試合データはこちら)
正直、試合内容は特筆すべきものは何もありませんでした。
相手の凡プレーによるPK獲得がなかったら、そのままズルズルいっていたかも・・・。

特に前半のプレーぶりは何だったのか。
春先のトレーニングマッチでも見ているのではと錯覚に陥るような内容。
なんせJ2下位チームにああいった内容では・・・。

後半多少盛り返しましたが、崩し切った印象は殆どありませんでした。
「今年やろうとしたサッカー」は見えなかったどころか、本当にわからなくなりました。
改めて感じたのは(いつものことですが)久永という選手の存在価値ぐらいでした。
まあ、試合内容はこれくらいです。

昨日も書きましたが、試合前から何か殺伐としていて、いつもと雰囲気多少違いました。
表情が曇って話し込んでいる人が多かったように感じました。気のせいかな・・・。
かなり厳しい内容の横断幕も多数登場しました。

     

書かれていた内容には、色んな意見があるかもしれませんが、西スポの続投記事よりも
サポーターの気持ちを代弁しているし、説得力があるものだったと思います。
少なくとも「今年何が良くて、何が悪かった」それぐらいはしっかり考えてください。
何で今の状態になってしまったのか・・・。
「続投」とかはそれを踏まえた上で、どうなんだって話なんですから。

そんなこんなで試合が始まったんですけど、その後確認できた事がありました。
それは「博多の森のみなさん」です。
こんな状況でも試合が始まればいつもの雰囲気。

今年最大にして唯一の目標を見失いかけての平日ナイター。
札幌戦の不甲斐なさもありましたし・・・。

でも7000人以上の人が集まりました。決して少ない数字だとは思いません。
状況が状況ですから、思いに多少のズレはあるでしょう。
「それでもアビスパを応援したい」「意地を見せて欲しい」「まだ諦めない」
「勝ってみんなで喜びたい」「勝って次の試合まで心地よく過ごしたい」
そんな人達が集まった夜でした。

少し心が温かくなって、元気を貰ったような気がします。
自分にとっては、皆さんの存在を改めて確認できたことが一番大きい事でした。
拙い試合内容も何かどうでもよくなりました。

今日も理屈っぽかったので、坊やの写真で終わりにします。

     

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